旬のきのこをふんだんに使ったカレーに、とんかつではなくサーモンフライを添えました。
カレーがついたサーモンフライに、いくらタルタルソースをたっぷりかけると… 食べた人にしかわからない口福感が広がりますよ。
●サーモンフライ
材料(2人分)
サーモン30g×6切/下味:塩、こしょう/衣:小麦粉、卵、パン粉/揚げ油
作り方
①サーモンは塩とこしょう各少々をふり、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。
②フライパンに油を入れて中火にかけます。
※少量のパン粉を落としてみてすぐにシュワッと浮き上がれば温度もOKです。
③①を②に入れて、薄く色づいたら裏返して、さらに3~4分揚げ、きつね色になったら取り出して油をきります。
●いくらタルタルソース
材料(2人分)
玉ねぎ1/2個、ディル、ゆで卵1個、マヨネーズ大2、いくらの醤油漬け大2
作り方
①みじん切りにした玉ねぎは、塩少々をふって3分置いた後に軽く水気を絞ります。
※玉ねぎは紫玉ねぎを使うと、辛味が少なく彩りも美しいです。
②ボウルにゆで卵を入れ、フォークの背で粗めに潰します。
③②に玉ねぎ、ディルのみじん切り、マヨネーズを入れて混ぜ合わせます。
※サーモンといくらにディルがよく合いますが、パセリやきゅうりのピクルスでも代替できます。
④仕上げにいくらの醤油漬けをかけますが、これは全て盛り付けた後のお楽しみで…後ほどまた登場します…
※いくらの醤油漬けの塩分があるので、タルタルソースに塩は使いません。
●スパイスカレー
材料(2人分)
バター大1、クミンシード小1、にんにく1片、玉ねぎ1個、好みのきのこ両手1杯、カレー粉大1、ガラムマサラ小2、トマトジュース300ml、塩小1
作り方
①フライパンにバターとクミンシードを入れて弱火にかけます。
②クミンシードがパチパチと音を立ててきたら、にんにくのみじん切りを入れて炒めます。
③にんにくの香りがしっかり立ってきたら、中火にして玉ねぎのみじん切りを入れてきつね色になるまで炒めます。
④③にきのこを入れて炒めて火が通ったら、弱火に戻してカレー粉とガラムマサラを入れて粉っぽさがなくなるまで炒めます。
⑤④にトマトジュースを入れてフライパンにこびりついたカレー粉などもヘラでこするようにして溶かします。少し煮詰めて好みのとろみになったら塩で味をととのえて完成です。
盛り付け
今回は、レシピの「トマトジュース」をそのまま「牛乳(もしくは生クリーム)」に置き変えただけのミルクカレーも作り、あいがけにしました。
大きめの平らな皿に盛り付けてみましょう。
ごはんはプリンカップのようなものに入れて型抜きします。
ごはんの手前にはサーモンフライを3切、奥にはサラダを盛り付けることで、2種類のカレーが混ざり合わずにすみます。
仕上げにサーモンフライにタルタルソースをたっぷりかけたら、
今回の主役「いくらの醤油漬け」をごはんの上から溢れさせましょう。
栄養ポイント
オメガ3系脂肪酸(4.48g):体内で作れない脂肪酸なので食事から摂る必要があります。炎症を抑制し血液をサラサラにする効果があるオメガ3系脂肪酸はいくらやサーモンに多く含まれています。
ビタミンD(18.4μg):いくらやサーモンやきのこに豊富なビタミンDは、骨を丈夫に保つ働きをする他、免疫力や筋力アップにも効果があることがわかっています。日照時間が短くなると体内でビタミンDの合成量が少なくなるため、秋冬にかけては食事から取り入れることも重要になります。
※( )はこのレシピの栄養価です。
アレンジポイント
サーモンは、フライにしてカレーに添える他、ムニエルやハーブ焼き、チーズ焼きを添えても美味しいです。
もちろん、そのままカレーの具材として煮込むのもおすすめです。
その際は、きのこやさつまいも、れんこん、ほうれん草、かぶなどを組み合わせ、牛乳やクリーム、豆乳でクリーミーに仕上げれば、より秋冬らしくお子様にも喜ばれやすいカレーに仕上がります。
ぜひ、一度お試しください。